念誦窟(ねずき)の石造物(奈良県桜井市多武峯念誦窟)
念誦窟(ねずき)は、増賀(ぞうが)上人入寂の地。談山神社西門跡を西北に山道を歩く
念誦窟(ねずき)墓地入口の石造物全景
地蔵石仏(室町時代後期 弘治四年 1558年、花崗岩、像高 155Cm) | 阿弥陀石仏(桃山時代 天正十一年 1583年、花崗岩、像高 118Cm) |
念誦窟(ねずき)墓地入口、道路に背を向けて二体と二基の石造物が存在感をもって迎えてくれる
五輪角板碑(室町時代末期、花崗岩、高さ 145Cm 幅46Cm) | 宝篋印塔 |
五輪角板碑は、高さ95Cmの五輪塔を薄肉彫りし、「道円 善光大徳 妙円」の法名を刻む
墓地内にある地蔵と阿弥陀の双仏石
西門跡地から念誦窟(ねずき)に至る少し手前の谷にあり、不便なところにもかかわらず信仰をあつめている
経堂ヶ谷 不動磨崖仏(南北朝時代 延文三年 1358年、花崗岩、像高 128Cm)
火焔形光背を彫りくぼめ不動尊を半肉彫りする。光背の火焔の表現が珍しい |
*奈良交通バス「談山神社」下車徒歩
(撮影:平成19年5月20日)