滝本(たきもと)道の磨崖仏と石仏(奈良県天理市滝本町)
滝本道の阿弥陀磨崖仏
竜福寺跡から滝本墓地を経て下滝本に至る道で、滝本墓地から少し歩いた所にある。この山道は、途中で沢に入るが下っていくと下滝本に出る |
滝本墓地(たきもとぼち)の磨崖仏と石仏
六地蔵石仏
滝本墓地の入口に立っている。江戸時代中期の正徳三年(1713年)の刻銘があった
滝本墓地 地蔵磨崖仏(江戸時代初期、高さ 300Cm 像高 90Cm) 地蔵菩薩を半肉彫りする。「七月十五日阿弥陀経布施」等の刻銘がある |
地蔵磨崖仏
奥の磨崖仏の手前、樹木に覆われて立っている。舟形を彫りくぼめ地蔵菩薩を刻む。地蔵の左右に月輪内梵字を刻む
滝本墓地 阿弥陀石仏 | 阿弥陀三尊石仏(江戸時代初期、高さ88Cm)左右に地蔵を刻む |
下滝本 地蔵石仏(南北朝時代初期、花崗岩、高さ 190Cm 像高 130Cm)
下滝本バス停の近くに立っている。右手に錫杖、左手に宝珠を持つ。像高 130Cmの地蔵菩薩立像で、頭上に如来坐像が刻まれている |
地蔵頭上の如来坐像
蓮華座がうろこ葺きという大変珍しい手法がとられている
天理、石上神社近くで咲いていた蓮(はす)
*滝本道は桃尾(もものお)の滝から竜福寺方向へ。下滝本地蔵石仏は「下滝本バス停」下車 徒歩
(撮影:平成20年7月11日)