竜福寺(りゅうふくじ)道の磨崖仏と石仏(奈良県天理市滝本町)
竜福寺道 不動明王磨崖仏(南北朝時代、像高 60Cm)
桃尾(もものお)の滝から竜福寺跡へ至る道の途中、岩壁に長方形の枠をとり、不動明王の立像を半肉彫りしている |
不動明王磨崖仏の前には小石仏や板碑(室町時代後期、花崗岩)が立っている
竜福寺跡石碑 | 四国八十八ヶ所第三十六番 青龍寺 本尊 波切不動明王(大親寺境内) |
竜福寺は義淵(ぎえん)が大和に建立した竜の名の三大名刹(竜蓋寺・竜門寺・竜福寺)の一寺で、現在跡地には大親寺が建っている
竜福寺道 地蔵 磨崖仏
舟形を彫りくぼめ、右手に錫杖、左手に宝珠をもつ地蔵磨崖仏 | 竜福寺道の双仏石 |
石上神宮(いそのかみじんぐう)境内の鶏
竜福寺道から西へ下ると天理に入り石上神宮(いそのかみじんぐう)がある
石上神宮(いそのかみじんぐう)拝殿(国宝、正面七間 側面四間、入母屋造、桧皮葺)
現存する拝殿の中で最も古く細部の手法は鎌倉時代のもの。古代豪族の物部氏の氏神を祀る
*JR・近鉄から奈良交通バス苣原方面行き乗車、上滝本下車、桃尾(もものお)の滝から上に歩く。石上神宮は天理駅より徒歩 約 30分
(撮影:平成20年7月11日)