達磨寺(だるまじ)八面石幢(奈良県北葛城郡王寺町本町2-1-40)
推古天皇(592〜628)の発願により建立されたと伝えられる。現在は臨済宗南禅寺派の寺院
達磨寺八面石幢(重要文化財、室町時代前期 文安五年 1448年、安山岩、高さ 180Cm)
各面に四行、約三十二詰めの細字で寺院が室町将軍らの力添えによって復興されていった内容の「達磨寺中興記」が刻まれている |
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八角の幢身の上に蕨手(わらびて)付きの八角形の笠と宝珠をのせる
八面石幢の基礎は八角形の上端に複弁の反花座を刻む | ||
石碑の下部(拡大写真は画像をクリック刻銘がはっきり見えます) | 石幢地下から出土した石碑。下部四角の枠に嘉吉二年(1442)の刻銘 |
*達磨寺へはJR関西本線「王寺駅」より奈良交通バスで「張井バス停(達磨寺前)」下車 すぐ (撮影:平成19年12月24日)
正楽寺 阿弥陀石棺仏(奈良県香芝市平野)
正楽寺 阿弥陀石棺仏(市指定文化財、平安時代後期、凝灰岩、高さ 230Cm 像高 124Cm)
古墳の石棺材に上品上生印(じょうぽんじょうしょういん)を結ぶ阿弥陀如来の坐像を薄肉彫りする。石仏はなで肩で納衣は胸の所で大きく開く |
*正楽寺へは、JR関西本線「王寺駅」下車、奈良交通バス 白鳳台二丁目行きに乗車 「白鳳台中央バス停」下車、南へ徒歩7分
(撮影:平成19年12月31日)