奈良坂の地蔵石仏(夕日地蔵)

 奈良坂の地蔵石仏(奈良県奈良市興善院町)

地蔵石仏(室町時代後期 永正六年 1509年、花崗岩、高さ 240Cm)

蓮華座に立つ像高 188Cmの大きな地蔵。光背頂部に阿弥陀如来の種子「キリーク」を蓮華座上月輪内に大きく刻む

ならざかの いしのほとけの おとがいに  こさめながるる はるはきにけり  会津 八一

光背下部左側:興福寺住侶 権律師浄胤敬白六十四歳の刻銘 光背下部右側:奉造立供養 逆修 永正六年己巳四月の刻銘

興福寺の僧 浄胤が逆修供養(死後の冥福を祈って生前に仏事を行う事)の為造立した。

 浄国院(じょうこくいん)の石仏                           石仏と石塔-目次!

東大寺 転害門(てがいもん)(国宝、奈良時代、三間一戸八脚門、切妻造、本瓦葺)

奈良坂を市内方面へ下っていくとこの転害門にでる

 石  仏-紀年順-目次

*般若寺より市内方面へ奈良坂を下ったところにある。さらに下ると転害門にでる

(撮影:平成20年3月5日)