諏訪神社 胎蔵界大日種子石塔婆(仙台市史 No:H15-2)

 諏訪神社(すわじんじゃ)(宮城県仙台市太白区郡山5-13-8)

   胎蔵界大日種子「ア」を主尊とする石塔婆で、鎌倉時代後期 乾元二年(1303)の紀年銘がある。

諏訪神社 胎蔵界大日種子石塔婆(鎌倉時代後期 乾元二年 1303年、安山岩、高さ 104Cm 幅 51.5Cm 厚さ 25Cm)

上部右側を欠損する。碑面は、上方に大きく胎蔵界大日如来種子「ア」、下方に「乾元二年(1303)」と思われる紀年銘を刻む。

石塔婆 中央

胎蔵界大日如来の種子「ア」を薬研彫する。

石塔婆 下部

刻銘は、中央に「乾元二年(1303)と刻む。根部は、突出する。

諏訪神社(すわじんじゃ)地蔵種子石塔婆(仙台市史 No:H15-1)

 諏訪神社(すわじんじゃ)(宮城県仙台市太白区郡山5-13-8)

   地蔵種子「イー」を主尊とする石塔婆で、紀年銘はない。

諏訪神社(すわじんじゃ)地蔵種子石塔婆(紀年銘なし、安山岩、高さ 51.2Cm 幅 43.6Cm 厚さ 10.5Cm)

碑面を研磨、地蔵種子「イ―」のみを刻むシンプルな石塔婆。 地蔵菩薩の種子「イ―」を薬研彫する。

南向 板碑群、二基

 古峯神社 梵字五輪塔石塔婆                          石仏と石塔-目次!

神社境内、四基の中世石塔婆

石塔婆群は、拝殿東側に安置されている。

 板碑(いたび)

*東北本線「太子堂駅」下車、東方向へ徒歩 約9分。

(撮影:平成25年10月10日)