諏訪神社(すわじんじゃ)阿弥陀種子石塔婆(仙台市史 No:H15-4)

 諏訪神社(すわじんじゃ)(宮城県仙台市太白区郡山5-13-8)

   阿弥陀種子「キリーク」を主尊とする石塔婆で、南北朝時代初期 建武元年(1334)の紀年銘がある。

諏訪神社 阿弥陀種子石塔婆(南北朝時代初期 建武元年 1334年、安山岩、高さ 89Cm 幅 57.8Cm 厚さ 14Cm)

頭部山形、碑面は研磨され、身部中央に大きく阿弥陀如来の種子「キリーク」、下方に願文と「建武元年(1334)」の紀年銘を刻む。

石塔婆 中央

阿弥陀如来の種子「キリーク」を薬研彫する。

石塔婆 下部

刻銘は、中央に「建武元(1334)、左右に「・・・・、不・・・」、「幽霊・・、楽浄土・・」と刻む。

西向 板碑群、二基

向って左側は、鎌倉時代後期 延慶三年(1310)銘 梵字五輪塔石塔婆

西向 板碑群、背面

神社境内、四基の中世石塔婆

石塔婆群は、拝殿東側に安置されている。

 諏訪神社(すわじんじゃ)胎蔵界大日種子石塔婆              石仏と石塔-目次!

諏訪神社 (すわじんじゃ)拝殿

 板碑(いたび)

*東北本線「太子堂駅」下車、東方向へ徒歩 約9分。

(撮影:平成25年10月10日)