(仙台市史 No:I 14)
大日二尊種子石塔婆(雷古碑)(宮城県仙台市太白区柳生7-2)
金・胎 両大日種子を主尊とする石塔婆で、鎌倉時代後期 元応二年(1320)の紀年銘がある。
大日二尊種子石塔婆(鎌倉時代後期 元応二年 1320年、安山岩、高さ 156.5Cm 幅 79.4Cm 厚さ 38.4Cm)
もと現在地から約100m北、当家旧屋敷地の雷(いかずち)屋敷に祀られていた石塔婆で、金・胎両大日種子を主尊とする。 |
上方に金剛界大日種子「バン」、胎蔵界大日種子「ア」の二尊を薬研彫し、下方に「元応二年(1320)庚申、十一 廿八」の紀年銘を刻む。
碑面は、摩耗が激しく、肉眼では、ほとんど不明。金・胎 両大日種子を主尊とする武蔵型板碑では、下記 「佐間(さま)大日二尊種子板碑」が著名。
大日二尊を種子を主尊とする武蔵型板碑。初期における本格的な板碑で、鎌倉時代中期 嘉禎二年(1236)の紀年銘がある。
佐間(さま)大日二尊種子板碑(県指定文化財、鎌倉時代中期 嘉禎二年 1236年、緑泥片岩、高さ 193Cm )
行田市埋蔵文化財センター(埼玉県行田市佐間3-8-9)に展示されている。
頭部山形、下に二段の切込、輪郭線はなく古風を示す。
身部は、金剛界大日種子{バン」、胎蔵界大日種子「ア」の二尊を薬研彫し、下方に願文と紀年銘を刻む。
*東北本線「南仙台駅」下車、西方向へ 約1.8Km。
(撮影:平成25年10月10日)