勝手神社(かってじんじゃ)石燈籠

 勝手神社(かってじんじゃ)(三重県名張市黒田1176)

勝手神社(かってじんじゃ)石燈籠(県指定文化財、南北朝時代、凝灰岩 大洞石、高さ 170.5Cm)

笠上には、五輪塔風・空輪に似た一石の宝珠・請花を載せる
六角形の石燈籠は、拝殿に上る石段の左手前に置かれている 火袋は、火口・丸窓・壁を各二面作っている

笠は、蕨手(わらびて)が直立して美しく立ち上がり、軒裏には一重の薄い垂木型を作る

中台上端は火袋請座に向かって上すぼみに形が整い、側面は二区に分け内に四つ目菱文様、下端は単弁の蓮華を彫りだす

竿は、高さ60.6Cmで上すぼみの丸形。上下に各二条、中節に三条の三節をつくる。竿に刻銘は、入っていない

基礎上部は、複弁の反花、側面は六面とも無地

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勝 手 神 社 (かってじんじゃ)

 石燈籠(いしどうろう)

*近鉄大阪線 「赤目口駅」下車 北方向へ 徒歩 約25分。

(撮影:平成21年8月15日)