善峰寺(よしみねでら)(京都市西京区大原野小塩町1372)
代々の法親王が入山し西山御坊と尊称された、天台宗の寺院。西国三十三ヶ所の第二十番札所。
善峰寺(よしみねでら)宝篋印塔 (鎌倉時代後期、花崗岩、高さ 約250Cm)
塔身、蓮華座上月輪内に金剛界四仏の種子を刻む(正面、キリーク:弥陀) | ||
木造多宝塔(重文)の背後、一段高い経塚と呼ばれる場所に立つ | 塔身、蓮華座上月輪内に金剛界四仏の種子を刻む(西面、アク:不空成就) |
宝篋印塔 笠
笠は下二段、上六段で、上下二石で別石。隅飾も別石で、三弧輪郭付、内は無地でやや外傾する。
塔身、蓮華座上月輪に金剛界四仏の種子を刻む(背面、ウーン:阿閦) | ||
塔身、蓮華座上月輪内に金剛界四仏の種子を刻む(東面、タラーク:宝生) | 古来、慈鎮和尚自筆の法華経を納める所といわれた。 |
基礎と台石
基礎は四面とも無地で、上に複弁反花座を置く
相輪は、下から伏鉢、請花、九輪、請花、宝珠で六輪の上で折れ、修理の痕が見られる。京都に多い隅飾りが三弧の宝篋印塔 |
善峯寺多宝塔(重要文化財、江戸時代初期 元和7年 1621年再建、桧皮葺、高さ 約12m)
善峰寺 山門 (江戸時代初期 元禄5年 1692年桂昌院により再建された)
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*JR東海道本線「向日町駅」、又は阪急京都線 「東向日駅」下車、阪急バス 善峰寺行きに乗車、終点「善峰寺バス停」下車 徒歩。
(撮影:平成18年1月3日、平成22年11月25日)