八坂神社(やさかじんじゃ)(京都市東山区祇園町北側625)
八坂神社石鳥居
八坂神社石鳥居(重要文化財、江戸時代前期 正保三年 1646年再建、花崗岩、高さ 933Cm)
柱はともに上下二石をつないでいる。頂部、笠木石の両端は鋭角に切ってあり江戸初期の形式を表している
江戸時代以前の石鳥居の中で一番大きい。形式は明神鳥居。南楼門の前に立っている
八坂神社石燈籠(忠盛燈籠)
八坂神社石燈籠(忠盛燈籠:ただもりとうろう)(鎌倉時代後期、花崗岩、高さ 240Cm)
請花・宝珠は、五輪塔の風・空輪で代用している(後補) | ||
平家物語 祇園女御の段の話より忠盛灯篭と呼ばれている | 笠は、鎌倉時代五輪塔の火輪を流用、梵字の部分は漆喰で固める |
火袋は六角形で火口以外は後に穿たれたもの
中台の側面は無地で下端は単弁の反花 | ||
基礎上端は、複弁の反花 | 竿(さお)、中節は連珠文、四方に蓮華文をつける |
基礎 側面 (三茎蓮文様)
側面は、輪郭を巻き、格狭間内に三茎蓮と開蓮華の文様を陽刻する
石燈籠は、本殿前向かって右手側奥に立っている。もとは西楼門外にあった |
八坂神社(やさかじんじゃ)舞殿
八坂神社本殿(重要文化財、江戸時代前期 承応三年 1654年再建、入母屋造、桧皮葺)
*京阪電車「四条駅」下車 徒歩 5分。阪急電車「河原町駅」下車 徒歩 10分
(撮影:平成22年6月24日、平成20年3月1日・5月23日)