撰原峠(えりはらとうげ)地蔵石仏

 撰原峠(えりはらとうげ)地蔵石仏(京都府相楽郡和束町大字撰原峠)

撰原峠(えりはらとうげ)地蔵石仏(鎌倉時代中期 文永四年 1267年、花崗岩、高さ 170Cm)

円形の頭光を線刻し、右手は与願印、左手は宝珠を胸の前で持つ古式の地蔵菩薩。像高は127Cm。石龕(せきがん)は後のものという

地元の人々には安産に御利益がある子安地蔵として信仰を集めている。地蔵護持会が管理をし、手入れも行届いている

地蔵のそばに祀られている双石仏

光背下、左右に「釈迦如来滅後二千余歳、文永二二(四)年丁卯、僧実慶」と刻まれている。釈迦没後二千年、末法の世に救いを求めた

街道から地蔵石仏へ向かう場所の案内標識(小さくて見逃しやすいので注意)

 湯船(ゆぶね)(熊野神社跡)宝篋印塔                      石仏と石塔-目次!

撰原峠(えりはらとうげ)に登る道路沿いには茶畑が連なる

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*JR加茂駅から奈良交通バス 和束町小杉行きに乗車「和束長井バス停」下車、徒歩 約 1Km。

(撮影:平成20年3月5日)