ずんど坊笠塔婆(京都府木津川市加茂町森上垣外)
森バス停から北東方向への道を登ると、森八幡宮後方の丘下に立っている。
ずんど坊 笠塔婆(鎌倉時代後期、花崗岩、高さ 121Cm 幅 28Cm)
笠塔婆は正面に二段、舟形の彫り込みを作り、上段に阿弥陀如来、下段に地蔵菩薩を薄肉彫りする。足下に、陽刻された蓮華座がある |
宝珠は別物で、五輪塔の風・空輪を載せている
笠塔婆頂部、宝珠と笠は後補 | 縦に阿弥陀と地蔵の二尊を刻む珍しいもの |
ここは、もと塔頭があったといわれ、「ずんどぼう」と呼ばれた力持ちの人の話が語り継がれている
笠塔婆の周りには小石仏が残っている
勝風(しょうぶ)地蔵と高去(たかさり)六字名号板碑 石仏と石塔-目次!
「神福寺跡」と書かれ、もとは塔頭があった
*JR加茂駅東口より木津川市コミュニティバス 大畑線に乗車、「森バス停」下車 徒歩。
(撮影:平成19年6月3日)