焼け仏(京都府木津川市加茂町西小長尾)
焼け仏(阿弥陀三尊石仏)(鎌倉時代末期 元亨三年 1323年、像高 167Cm)
中央に阿弥陀如来立像、右脇侍に地蔵菩薩、左脇侍に長谷寺形十一面観音が刻まれている。
浄土信仰と地蔵信仰の融合だが、火災にあい損傷が大きい | 光背面、向かって左側に元亨三年(1323)の紀年銘がある |
光背面の刻銘:「願主 賢範」「元亨三年(1323)癸亥六月八日造立之」
たかの坊地蔵石仏(京都府木津川市加茂町西小峰畑)
たかの坊地蔵石仏 (南北朝時代、花崗岩、高さ 168Cm 像高 115Cm)
地蔵菩薩立像は、縁取りのある船形光背を負い、右手は施無畏印で錫杖をもたず、左手は胸前で宝珠を持つ、矢田寺型地蔵の形をとる |
浄瑠璃寺道 丁石笠塔婆(京都府木津川市加茂町西小峰畑)
浄瑠璃寺道 丁石笠塔婆(南北朝時代、種子は「アーンク」:胎蔵界大日)
焼け仏の手前に建っている丁石で、笠は欠失し、頂部に枘(ほぞ)が残る
浄瑠璃寺道 丁石塔婆(南北朝時代)。向かって右の種子は、「ヴァーンク」:金剛界大日如来 |
*JR・近鉄 奈良駅前から、奈良交通バス 浄瑠璃寺行きに乗車、「西小(にしお)バス停」下車 徒歩。
(撮影:平成19年5月27日)