西小墓地(にしおぼち)五輪塔 西塔

 西小墓地(にしおぼち)五輪塔 西塔(京都府木津川市加茂町西小長尾)

西小墓地(にしおぼち)五輪塔 西塔(重要文化財、鎌倉時代後期、花崗岩、高さ 183Cm)

風・空輪、一石からなり空輪は宝珠の形、両輪とも美しい曲線を持つ
五輪塔二基の内、道路側より見て、向かって右側(西側)の五輪塔 水輪、最大径が上部にある。肩の張った壺型

火 輪

軒口厚く、軒反(のきぞり)は強い

五輪塔は大和系の反花座がある通常形で、当初この墓地の総供養塔として、墓の中央に建てられたいたが、今は入口に立っている

地 輪

安定感のある方形で四面とも無地で、刻銘はない

台 座

上端が複弁反花で、側面は無地。東塔の様な格狭間はない

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西小(にしお)墓地五輪塔 二基(重要文化財、鎌倉時代後期、向かって左:東塔、右:西塔)

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*JR・近鉄奈良より、奈良交通バス「浄瑠璃寺行き」乗車、「五輪塔前バス停」下車 すぐ。

(撮影:平成22年9月7日)