大蔵墓地(おおくらぼち)五輪塔

 大蔵墓地(おおくらぼち)五輪塔(京都府木津川市加茂町北下手)

  大蔵墓地の総供養塔で、姿が美しく、存在感がある鎌倉時代後期の五輪塔。

大蔵墓地(おおくらぼち)五輪塔 (鎌倉時代後期、花崗岩、高さ 185Cm)

風・空輪、一石からなり風輪の一部が欠けている
五輪塔は、大蔵墓地の入口から離れた奥近くに立っている 水輪、上下をやや、押しつぶしたような楕円形

火 輪

軒口厚く、軒反(のきぞり)は力強い

大蔵墓地の総供養塔で、存在感がある鎌倉時代後期の五輪塔。特に、大和式の反花座が美しく、風輪の一部が欠けているのが惜しまれる

地 輪

四面とも無地で、刻銘は刻まれていない

反花座 (かえりばなざ)

大和式の複弁反花座で、美しく刻まれている

瀬谷不動石仏

 瀬谷不動石仏(京都府木津川市加茂町北下手)

瀬谷不動石仏(室町時代の作風、花崗岩)、光背の火焔も彩色が鮮やかで、全体に風化も少なく、良く残っている。

 森八幡宮(もりはちまんぐう)線刻不動明王                     石仏と石塔-目次!

瀬谷不動尊

一番奥に不動明王が立っている。肉眼では暗くて、よく見えない。一段上の二体の不動明王の写真は、ISO3200で撮った

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*JR加茂駅より、<加茂山の家行き>のバス乗車、「下手口」下車 徒歩。

(撮影:平成19年6月3日、平成22年9月10日)