上醍醐清滝宮（かみだいごせいりょうぐう）（京都市伏見区醍醐山上 清滝宮）

　　醍醐寺の鎮守で、長安・青竜寺の鎮守神である婆竭羅（ばから）竜王の第三女を祀る。石燈籠は八角型

上醍醐清滝宮石燈籠（重要文化財、鎌倉時代中期 弘安八年 1285年、花崗岩、高さ 197Cm)

		笠は八角で低く、軒はゆるく反る、蕨手も美しく立つ。頂部の請花・宝珠は後補
石燈籠は、拝殿後方に二基ある石燈籠の向かって左側のもの		中台の側面は無地で、下部は単弁の蓮弁を刻出する

火袋は、四角の四隅を大きく切り落とした形の八角で、、中央部は四面とも方形の火入れになっている

八角形の竿に中節を挟んで「沙弥蓮□、弘安八年（1285）乙酉十月五日」の刻銘がある。基礎は上端が単弁の蓮弁、側面は無地

奥が鎌倉時代中期 重文の石燈籠、手前は室町時代の模作

石燈籠（室町時代）、鎌倉時代作の模作で、二基一対ではなく 本殿の社殿が二社あり、それぞれに献灯する為に二基ある

上醍醐清滝宮本殿（写真：右上）と拝殿（左下）

　三宝院墓地（さんぽういんぼち）宝篋印塔　　　　　　　　　　　　　　　　　　　石仏と石塔-目次！

上醍醐清滝宮拝殿（国宝、室町時代前期 永享十一年 1439年再建、懸造、桁行七間・梁間三間、入母屋造、桧皮葺）

　石燈籠（いしどうろう）

＊京都地下鉄 「醍醐駅」下車 徒歩。またはJR山科駅前・京阪山科駅前から京都バス「醍醐三宝院バス停」下車 徒歩

（撮影：平成21年1月20日）