北ノ庄(きたのしょう)二十一尊磨崖仏

 北ノ庄二十一尊磨崖仏(京都府亀岡市千代川町北ノ庄東谷)

北ノ庄(きたのしょう)二十一尊磨崖仏(南北朝時代後期、花崗岩、高さ 155Cm、幅 約5m)

20〜30Cmの月輪を横一列に20個並べ、内に仏像を半肉彫りする。左端から九個目の月輪に二体刻み二十一尊とする

向かって左側 十体

左端から三個目の月輪は、直径 30Cmと他より大きく阿弥陀如来が刻まれ、九個目の月輪には二体の仏像が刻まれている

向かって左端と二体目の仏像 向かって左から四体目と五体目の仏像

この巨岩は、上方に八王子権現と呼ばれ祀られていたが、昭和35年(1960)に当地を襲った局地的豪雨の際、地滑りで約10m落下し現在地にある

向かって左から三体目の阿弥陀坐像(月輪が30Cmと他より大きい)

向かって左から六体目と七体目の仏像 向かって左から八体目の仏像

向かって左から九個目の月輪には、仏像が二体(九・十体目)刻まれている

向かって左から十二体目と十三体目の仏像 向かって左から十四体目の仏像

向かって右側、六体の仏像

仏像は小さいが、このような群像形式は珍しく、日吉山王二十一社信仰との関係をとりざたされている

向かって左から十五体目と十六体目(右端から六体目)の仏像 向かって左から十七(右端から五体目)体目の仏像

向かって右側の仏像

向かって左から十八体目(右端から四体目)の仏像 向かって左から十九体目(右端から三体目)の仏像

向かって右側の仏像

向かって左から二十体目(右端から二体目)の仏像 向かって左から二十一体目(右端)の仏像

向かって右端の仏像は、磨滅により像容がはっきりしない

境内には、一石五輪塔や双仏石が、一ヶ所に置かれているん

 苗秀寺(みょうしゅうじ)宝篋印塔                           石仏と石塔-目次!

この小堂に二十一尊磨崖仏が祀られている

 石  仏-紀年順-目次

*JR山陰本線 千代川駅前より京阪京都バス広野行きに乗車、「北ノ庄バス停」下車 北方向へ約180m。嶺松寺の西 約50m。

(撮影:平成21年12月8日)