上善寺(じょうぜんじ)大日石仏(京都市上京区南上善寺町143)
乗禅寺は、円仁が平安時代の貞観五年(863)に天台密教の道場として開いた。文禄三年(1594)に寺域を現在地に移し、浄土宗に改められた
上善寺(じょうぜんじ)大日石仏(鎌倉時代、花崗岩、高さ 160Cm 像高 128Cm)
自然石に智拳印を結ぶ金剛界大日如来を厚肉彫りする。頭の上に宝冠、髪は両肩に垂れる。風化と火災でかなり傷んでいる |
上善寺 石仏群
門をくぐり右手、地蔵堂の横手の整備された一角に並べられている
地蔵立像(鎌倉時代後期、花崗岩、高さ 130Cm) | 聖観音座像(鎌倉時代後期、花崗岩、像高 85Cm) |
地蔵石仏は、錫杖を持たない古式の地蔵菩薩。
上善寺 石仏群
十三仏板碑(江戸時代中期、花崗岩、高さ 103Cm 幅 52Cm)自然石の表面に十三の諸尊を浮彫にする |
通常の十三仏と違った諸尊があり、配列も違った特殊な形式
地 蔵 石 仏
十三仏板碑、頂上仏は阿弥陀で通常の虚空蔵菩薩と異なっている | 地蔵菩薩を自然石に線刻したもの |
妙覚寺(みょうかくじ)題目笠塔婆(三基) 石仏と石塔-目次!
上 善 寺
*地下鉄烏丸線 「鞍馬口駅」下車 東へ徒歩 約5分。または、三条京阪から市バスで「出雲路橋バス停」下車 西へ 約3分
(撮影:平成21年1月20日)