浄橋寺(じょうきょうじ)五輪塔(二基)

 浄橋寺(じょうきょうじ)(兵庫県西宮市生瀬町2-20-24)

  浄橋寺(じょうきょうじ)五輪塔(鎌倉時代末期)

浄橋寺(じょうきょうじ)五輪塔(市指定文化財、鎌倉時代末期、花崗岩、高さ 約100Cm)

空・風輪、一石からなり、空輪は宝珠の形
五輪塔は、本堂に向かって左前方、五輪卒塔婆の裏側に立っている 火輪、鎌倉時代後期特有の強い軒反はない

ほぼ同じ位の大きさ五輪塔二基が立つ、向かって右側の五輪塔。以前は、墓地中央部に立っていた

水輪、球形で形が良い 地輪、四面とも無地で刻銘はない

  浄橋寺(じょうきょうじ)五輪塔(南北朝時代)

浄橋寺(じょうきょうじ)五輪塔(市指定文化財、南北朝時代、花崗岩、高さ 89Cm)

空・風輪、一石からなり、形が整っている
五輪塔は、本堂に向かって左前方、五輪卒塔婆の裏側に立っている 火輪、軒口厚く、先端は垂直に切る

大きさがほぼ同じ位の五輪塔二基が立つ、向かって左側の五輪塔。以前は、墓地中央部に立っていた

水輪、最大径が下方にあり、補修の際、上下逆に設置されたかもしれない 地輪、四面とも無地で刻銘はない

二基並んで設置されている五輪塔

五輪塔は小型で、各輪とも無地。四門の梵字や紀年銘はない

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浄橋寺 銅鐘 (重要文化財)

「阿弥陀経」や「無量寿経」の一部や開山 証空上人の文章が陽鋳され、寛文二年(1244)の年号がある

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*JR福知山線「生瀬駅」下車、東南東方向へ徒歩 約8分。

(撮影:平成22年8月3日)