逢阪(おうさか)五輪塔

 逢阪(おうさか)五輪塔(大阪府四条畷市逢阪)

逢阪五輪塔(府指定文化財、南北朝時代初期 延元元年 1336年、花崗岩、高さ 185Cm)

風・空輪(空輪は宝珠の形で、工芸的な美しさが感じられる)
逢阪バス停上下の中間点、広い道路を南側へ約100mの所にある 火輪、鎌倉時代と比べ、降棟(くだりむね)は、角度も深く長くなっている

地輪の正面に三行にわたって「大坂一結衆、延元元年(1336)丙子三月日、造立之」の刻銘がある

大坂は逢阪の古い書き方で、この地の人たちの結衆が、南北朝時代初期の延元 元年(1336)に造立した

水輪は、球形に近く、わずか下にすぼまっている
地輪は、正面の刻銘をのぞき無地 五輪塔は、一重の切石の上に祀られている

五輪塔の傍を通る古道は「清滝街道」と呼ばれ、古くから河内と大和を結ぶ道で、この地は「逢阪千軒」といわれ賑わった。ここの衆の結衆が、五輪塔を造立した

火輪の軒反(のきぞり)

笠(火輪)の降棟(くだりむね)と先端の軒反(のきぞり)、時代を反映して軽やかで美しい

五輪塔は、もと峠の南方稜中腹にあったといい、昭和42年4月に移された

 来迎寺(らいごうじ)十三重石塔                        石仏と石塔-目次!

役行者(えんのぎょうじゃ)石像

逢阪バス停の後側に小石仏群と一緒に祀られていた役行者像

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*JR学園都市線 四条畷駅より、四条畷コミュニティバス さつきヶ丘公園行きに乗車 「逢阪バス停」下車 徒歩5分。

(撮影:平成20年10月25日)