山伏峠(やまぶしとうげ)石棺仏群

 山伏峠(山伏峠(やまぶしとうげ)(兵庫県加西市玉野町字西谷1127-3)

  山伏峠という小さな峠に三体の石棺仏が祀られ独特の雰囲気を醸し出している。

山伏峠 石棺仏群(南北朝時代、凝灰岩)

 阿弥陀石棺仏

阿弥陀如来石棺仏(県指定文化財、南北朝時代 建武四年 1337年、凝灰岩、高さ 207.5Cm 幅134Cm 像高 60.5Cm)
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縄掛け突起のついた家形石棺の蓋石を使用する。蓋裏に、蓮華座上に坐し定印を結ぶ阿弥陀如来坐像を半肉彫りする。像の後に光背が表される

 地蔵石棺仏

地蔵菩薩石棺仏(県指定文化財、南北朝時代 暦応元年 1338年、凝灰岩 高さ 182Cm 幅 131.5Cm 座高 52.7Cm)

左右各二個の縄掛け突起のついた長持ち形石棺の蓋を利用する。蓋裏に半跏(はんか)の地蔵を中央に、両側に六地蔵を半肉彫りする
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向かって左側、上部の地蔵菩薩立像 左側、中央の地蔵菩薩立像 左側、下部の地蔵菩薩立像
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地蔵菩薩半跏像(左手宝珠、左足を踏み下げる)
向かって右側、上部の地蔵菩薩立像 右側、中央の地蔵菩薩立像 右側、下部の地蔵菩薩立像

 玉野(たまの)阿弥陀石棺仏                                 石仏と石塔-目次!

 薬師石棺仏

中央は、蓮華座に坐す薬師如来、左右は僧形の脇侍(石棺材を使用)

 石  仏-紀年順-目次

*北条鉄道「北条駅」より神姫バス「玉野西口バス停」下車、徒歩5分。北条駅より徒歩でも楽に歩ける距離

(撮影:平成20年2月23日)