玉野(たまの)阿弥陀石棺仏(兵庫県加西市玉野町)
玉野阿弥陀石棺仏(市指定文化財、鎌倉時代後期、凝灰岩、高さ 180.4Cm 幅 102.8Cm)
家形石棺の蓋を使用する。蓋裏を長方形に彫りくぼめ、内に蓮華座上で定印を結ぶ阿弥陀如来坐像を薄肉彫りする |
山伏峠の石棺仏から東南に約1Kmで玉野薬師堂。さらに東南に約1Km歩けば道路の西側に阿弥陀石棺仏が立っている
川勝政太郎先生は自著 「石造美術入門」「日本石造美術辞典」で豊倉弥陀石棺仏として紹介され、播磨で最も美しい石棺仏と述べられている |
光背は、蓮弁が重なる羽状紋様で表現されている
蓮華座の蓮弁は形が整って美しい
*山伏峠石棺仏から東南へ徒歩約2Km
(撮影:平成20年2月23日)