鎮岩(とこなべ)阿弥陀三尊種子板碑

 鎮岩(とこなべ)阿弥陀三尊種子板碑(兵庫県加西市北条町古坂1丁目))

鎮岩阿弥陀三尊種子板碑(県指定文化財、鎌倉時代中期 建治三年 1277年、凝灰岩、高さ 102Cm)

もと鎮岩(とこなべ)町の大日堂境内にあったものを、保存のため加西市埋蔵文化財整理室横の古坂第一公園に移された

板碑の高さは 102Cm、幅 48.6Cm、厚さ 11.5Cmで凝灰岩製

上部に大きく阿弥陀の種子「キリーク」、向かって右下に観音の種子「サ」、左下に勢至菩薩の種子「サク」をやや小さく刻む

「サ」・「サク」の種子の下、土中に隠れたところに「口次丁丑、建治三年(1277)、三月十口日」の紀年銘がある

上部に阿弥陀如来の種子「キリーク」を薬研彫する

 薬師堂(やくしどう)阿弥陀三尊種子板碑                   石仏と石塔-目次!

下部、向かって右に観音の種子「サ」・左に勢至菩薩の種子「サク」を薬研彫する

種子の下、土中に隠れたところに「口次丁丑、建治三年(1277)、三月十口日」の刻銘がある

 板碑(いたび)

*中国ハイウェイバス(JRバス・神姫バス)北条行きに乗車 「加西市役所前バス停」下車 東南方向へ 約200m、又は北条鉄道「北条駅」 下車 東南方向へ徒歩 約20分。

(撮影:平成21年8月11日)