清慶寺(せいけいじ) 宝篋印塔と石棺種子板碑

 清慶寺(せいけいじ)(兵庫県加西市中野町863)

  宝篋印塔

清慶寺宝篋印塔(県指定文化財、鎌倉時代後期 嘉暦二年 1327年、凝灰岩、高さ 155Cm)

塔身の四方仏(釈迦如来、正面:東面)
宝篋印塔正面(東面) 塔身の四方仏(薬師如来、北面)

塔身は蓮華座に坐す顕教四方仏を陽刻する。但し、弥勒に代わり地蔵が入り像容の方向が半時計回りに90度回転している

笠の段形は下二段、上六段で隅飾は二弧で無地

塔身の四方仏(地蔵菩薩、西面)
塔身の四方仏(阿弥陀如来、南面) 基壇は二重基壇で上端に複弁の反花座を設ける

基礎は無地で南面に鎌倉時代後期 嘉暦二年(1327)の紀年銘がある

「嘉暦二、十一月七」(刻銘)

相輪(下から伏鉢・請花・九輪・請花・宝珠)は宝珠を失っているが、他は完存している。兵庫県下、在銘宝篋印塔で最古の遺品

  清慶寺 阿弥陀三尊種子板碑(石棺板碑)

阿弥陀三尊種子板碑(県指定文化財、鎌倉時代後期 正和三年 1314年、凝灰岩、高さ 172.5Cm 幅 78.5Cm 厚さ 15Cm)

家形石棺の蓋石を使用する。上部に三つの宝珠、直下に大きく阿弥陀の種子「キリーク」を、左右下に勢至・観音の種子を刻む

向かって左下の余白部に「正和三年(1314)二月廿九日」の紀年銘がある

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宝篋印塔の塔身 四方仏

蓮華座に坐す美しい四方仏は、約3Cm 半肉彫りで陽出している

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*JR加古川線「粟生駅」より北条鉄道に乗車、「法華口駅」下車 東北へ約2Km

(撮影:平成20年2月23日)