水足（みずあし）共同墓地 宝篋印塔 （兵庫県加古川市野口町水足）

水足（みずあし）共同墓地宝篋印塔（南北朝時代、凝灰岩：竜山石、高さ 157.5Cm)

		塔身、月輪を彫り沈め金剛界四仏の種子を刻む（正面、ウーン：阿閦如来）
水足集落北側の墓地から、北方向へ約100ｍの小墓地南側に立つ		塔身、月輪を彫り沈め金剛界四仏の種子を刻む（東面、タラーク：宝生如来）

笠

笠は、下二段、上六段、隅飾は二弧輪郭つきで、内は無地、やや外傾する

塔身、月輪を彫り沈め金剛界四仏の種子を刻む（背面、キリーク：阿弥陀）
塔身、月輪を彫り沈め金剛界四仏の種子を刻む（西面、アク：不空成就）		石塔は、各部を完備しているが、すべて当初のものかは不明

基　礎

基礎上端は複弁の反花、側面は輪郭を巻き内に格狭間を作る

相輪は完存している（上から、宝珠・単弁十葉の請花・九輪・請花・伏鉢）。全体に、コンクリートの補修がしてある

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水足共同墓地の南端に立つ宝篋印塔

宝篋印塔紀年順

観音寺（かんのんじ）宝篋印塔(南北朝時代）

宝篋印塔-紀年順-目次

＊JR加古川駅前から神姫バス 上新田北口行き、又は母里行きに乗車 「水足東口バス停」下車 北方向へ約500ｍ。加古川北高校の前の道を東方向へ約200ｍ行くと、北側に墓地があり、その墓地からさらに北方向へ約100ｍの所に小墓地がある。宝篋印塔は小墓地の南側に立っている。

（撮影：平成22年1月26日）