常福寺・正岸寺・那須与一・常楽寺石棺仏

 常福寺(じょうふくじ)(兵庫県加古川市西神吉町大国)

常福寺石棺仏(南北朝〜室町時代初期、凝灰岩 竜山石、向かって左は阿弥陀・右は地蔵)

常福寺阿弥陀石棺仏(室町時代前期、凝灰岩 竜山石、高さ 115Cm 幅 70Cm 厚さ 27Cm)

頭光は三本一組の放射光光背。風化が進んでいる。家型石棺の蓋を利用。(像高 47Cm)

常福寺地蔵石棺仏(南北朝〜室町時代初期、凝灰岩 竜山石、高さ 100Cm 幅 74Cm 厚さ 28Cm 像高 45Cm)

地蔵石棺仏は錫杖を持つ立像。組合せ式石棺の底石を利用したものといわれている

 正岸寺石棺仏(加古川市西神吉町岸)

正岸寺石棺仏(室町時代後期、凝灰岩 竜山石、高さ 96Cm 幅 56Cm 厚さ 16Cm 像高 29Cm)

長方形の台に坐す坐像の定印阿弥陀を刻む。組合せ式石棺の底石を利用したものといわれている

 那須与一(加古川市東神吉町西郊)

地蔵菩薩石棺仏(室町時代、高さ 78Cm 幅 55Cm)小型の家型石棺の蓋を利用している

那須与一として信仰され、拝むと長患いをしないといわれている

地蔵石棺仏欠損(伝説ではこちらが那須与一の像といわれている。石棺の身を利用している)

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 常楽寺石棺仏(加古川市東神吉町神吉)

常楽寺地蔵石棺仏(室町時代後期、凝灰岩 竜山石、高さ 約85Cm 幅 約72Cm 像高 36Cm)

石棺に手を加えて、裏に錫杖を持つ地蔵菩薩を刻んでいる。風化が激しい。 

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*JR山陽本線「宝殿駅」下車

(撮影:平成19年9月24日)