正明寺(しょうみょうじ)板碑

 正明寺(しょうみょうじ)(兵庫県姫路市五軒邸2-88)

正明寺板碑(県指定文化財、南北朝時代 貞治四年 1365年、凝灰岩、高さ 212Cm 幅 66.5Cm)

板碑は、門を入ってすぐ左に曲がった突き当りの処に立っている。頭部に二段の切り込みを入れ、その下に定印の阿弥陀坐像を刻む

板碑は頭部が山形であったが、山形の部分を削って手水鉢として姫路城内で使用され、その後 明治九年(1876)に正明寺に移された

板碑には長文の刻銘があり、南北朝時代の貞和二年(1346)に造立供養した内容を刻み、明治九年に姫路城から移されたことを最下部に追刻する

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正  明  寺

 板碑(いたび)

*JR・山陽姫路駅前から神姫バス乗車、「五軒邸バス停」下車 徒歩2分。

(撮影:平成21年8月19日)