真福寺(しんぷくじ)石棺仏(姫路市御国野町深志野)
真福寺 阿弥陀石棺仏(向かって左側)
真福寺 阿弥陀石棺仏(室町時代後期 大永七年 1527年、凝灰岩、高さ 143Cm 幅 96Cm 像高 30Cm)
家形石棺の蓋に四角の輪郭を作り、二重光背型に彫りくぼめ、定印の阿弥陀坐像を薄肉彫りする |
大永七年(1527)に二親を供養して道幸が造立した
像の左右及び下部の余白に「奉造立阿弥陀仏、施主道幸、右為二親 大永七年五月十三日」と刻銘がある
真福寺 地蔵石棺仏(向かって右側)
真福寺地蔵石棺仏(室町時代、凝灰岩、高さ 116Cm 幅 77Cm 像高 46Cm)
家形石棺の蓋に四角の輪郭を作り地蔵菩薩立像を刻む |
二体の石棺仏
向かって右:地蔵石棺仏、向かって左(奥):阿弥陀石棺仏
十三仏
十三仏 (江戸時代、石棺材使用、高さ 124Cm 幅 80Cm) |
十三の諸尊をを三段に、最下段に僧形一体を刻む
真福寺 二体の石棺仏と十三仏(奥)
*山陽本線「御着駅」下車、徒歩北へ1.5Km
(撮影:平成20年1月26日)