福円寺(ふくえんじ)不動三尊石棺仏(兵庫県姫路市的形町福泊)
福円寺不動三尊石棺仏 (室町時代、凝灰岩、高さ 159Cm 幅 83Cm 不動 像高 99Cm) |
不動明王像
組合せ式石棺の底石をを利用して作られている
セイタカ童子 | 矜羯羅(コンガラ)童子 |
セイタカ童子と矜羯羅童子は不動明王の脇侍(きょうじ)として一対。不動八大童子にも数えられる
不動明王 顔部
石棺仏で不動明王を彫ったものは播磨ではこの石棺仏のみ。全国的にもないと思う
セイタカ童子 顔部 | 矜羯羅童子 顔部 |
福円寺の裏手、墓地横の山にトタンに囲まれて石棺仏はあった
「神宮寺中興在□□十余年、法華経五百部地蔵本□経、一字一石書写、権大僧都法印英定、滅罪生善」の銘文がある
*山陽電車「的形駅」下車、徒歩20分
(撮影:平成20年1月6日)