広峯神社(ひろみねじんじゃ)宝篋印塔

 広峯神社(ひろみねじんじゃ)(兵庫県姫路市広嶺山52)

  主祭神はスサノオノミコトで天平五年(733)吉備真備(きびのまきび)により創建された。広峰山(標高311m)の山頂にある

広峯神社宝篋印塔(重要文化財、南北朝時代、花崗岩、高さ 224Cm)

塔身、月輪内に胎蔵界四仏の種子を薬研彫りする(アー:開敷華王)
本殿西北、白幣山の裾に埋もれていたものを移す 塔身、月輪内に胎蔵界四仏の種子を刻む(アン:無量寿)

笠は、下二段、上六段、隅飾は輪郭つきで二弧

塔身、月輪内に胎蔵界四仏の種子を刻む(アク:天鼓雷音)
塔身、月輪内に胎蔵界四仏の種子を刻む(ア:宝幢如来) 宝珠の一部を欠くがほぼ完存し、風化も少なく 古色もついていない

基壇は複弁の反花座をもつ。基礎は上二段、側面は四面とも輪郭つきで 内に格狭間を刻む

宝篋印塔は随神門の手前、右側に立っている ほぼ完存する相輪 (上から、宝珠・請花・九輪・請花・伏鉢)

広峯神社拝殿(重要文化財、江戸時代初期 寛永三年 1626年、正面十間 側面四間、本瓦葺)

 圓教寺(えんきょうじ)石造笠塔婆                       石仏と石塔-目次!

広峯神社から見る姫路市の市街地

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*JR姫路駅から神姫バス 広峰行き(4号系統)に乗車、終点「広峰バス停」下車、徒歩40分

(撮影:平成20年1月6日)