八王子(はちおうじ)神社 種子板碑

 八王子(はちおうじ)神社(兵庫県宝塚市中筋6-8-2)

八王子神社 種子板碑 (市指定文化財、鎌倉時代後期 正応三年 1290年、流紋岩、高さ 151.7Cm)

板碑は、拝殿の裏側に立っている。波豆(はず)産 流紋岩の自然石を利用、上部は額部として残し、それ以下を薄く彫り沈める

宝塚市の在銘石造物のなかで、最も古い古遺品

身部の上部に、大きく胎蔵界大日如来の種子「ア」を薬研彫りする 刻銘:「正応三年(1290)庚刁二月廿日、孝子ホ(等)、敬白」

下部に、「正応三年(1290)庚刁二月廿日、孝子ホ(等)敬白」の刻銘がある

文面は、鎌倉時代後期の正応三年(1290)に、子供たちが亡き両親の供養の為に造立したと刻んでいる

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八  王  子  神  社

 板碑(いたび)

*JR宝塚線「中山寺駅」下車、東南東方向へ 徒歩 約8分。

(撮影:平成21年5月14日)