戒光院(かいこういん)(善楽寺)(兵庫県明石市大観町)
善楽寺は、播磨・丹波・摂津に多くの寺院を開いた法道仙人の開基とされ、平清盛が再興した明石最古の寺院
戒光院五輪塔(市指定文化財、鎌倉時代、花崗岩、高さ 336Cm)
空・風輪 | ||
清盛の冥福を祈り、甥の忠快法印が建立したといわれる | 火輪(鎌倉時代後期の作風) |
五輪塔地輪
石が二枚重ねになっているのは珍しい
五輪塔水輪東面 | 五輪塔水輪南面 | |
五輪塔水輪西面 | 五輪塔水輪北面 |
五輪塔は、水輪にのみ梵字が刻まれる。阿弥陀如来の種子「キリーク」がみられる
保元元年(1156)、播磨守に任じられた平清盛は善楽寺の堂塔伽藍を再興し、平安時代末期には十七ヶ院をもつ広大な寺領をもった
善楽寺(戒光院・実相院・円珠院を総称して善楽寺と呼んでいる)
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*山陽電車「西新町駅」下車、南東へ徒歩10分
(撮影:平成20年2月11日)