愛宕神社(あたごじんじゃ)地蔵図像板碑

 愛宕神社(あたごじんじゃ)地蔵図像板碑(青石地蔵板碑)(群馬県館林市西本町2440)

  頂部を欠損する。身部に地蔵立像を刻んだ美しい板碑で、文永十年(1273)の紀年銘を持っている。

愛宕(あたご)神社 地蔵図像板碑(県指定文化財、鎌倉時代中期 文永十年 1273年、緑泥片岩、高さ 182Cm 幅 55.5Cm 厚さ 9Cm)
愛宕神社拝殿の北側、敷地を跨いだ小高い場所の中央に、透明のケースに収納され安置されている。

板碑の頂部は欠損、身部は一重線の輪郭を巻き、上方に蓮座に立つ地蔵菩薩、下方に四行で紀年銘及び造立趣旨を刻んでいる。

身部上方:地蔵菩薩立像

頭光を負い、蓮華座上に立つ地蔵菩薩で、右手に錫杖、左手に宝珠を持つ。

 
お顔など周りを彫り下げ、薄肉に仕上げる。全体に格調が高い。  板碑、下方の銘文

板碑の銘文

銘文は四行にわたり右志者為過去慈父出離、生死往生極楽成仏得道、

文永第十年(1273)癸酉二月 日、十三ケ年十二人孝子敬白と刻まれる。

鎌倉時代中期 文永十年(1273)二月 父十三年忌、子ら十二人が亡き父の極楽往生を願って造立した。

 
板碑は厚さが9Cmもあり、蓮座も深く彫ってある。 刻銘:「文永第十年(1273)癸酉」

板碑収蔵 覆屋

階段を上った所、透明のケースに収蔵されている。

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愛宕神社(あたごじんじゃ)

 板碑(いたび)

*東武伊勢崎線 「館林(たてばやし)駅」下車、北北東方向に 約600m。

(撮影:平成28年10月13日)