覚庵(かくあん)五輪塔 二基

 覚庵(かくあん)五輪塔(愛媛県今治市野間甲761)

覚庵(かくあん)五輪塔 二基(重要文化財、鎌倉時代後期、花崗岩)

 覚庵(かくあん)五輪塔(向かって右塔)

五輪塔 風・空輪
覚庵五輪塔重要文化財、鎌倉時代後期、花崗岩、高さ 217Cm) 五輪塔 火輪(勾配がゆるやかで軒で反っている)

右側塔の方が少し大きいがほぼ同じ形をしている。四門の梵字や刻銘は刻まれていない

五輪塔 水輪(最大径が上部にあり下ですぼんでいる)
五輪塔 地輪 馬場五輪塔(嘉暦元年 1326)と似ており時代が近いと推定されている

 覚庵(かくあん)五輪塔(向かって左塔)

五輪塔 風・空輪
覚庵五輪塔(重要文化財、鎌倉時代後期、花崗岩、高さ 197Cm) 五輪塔 火輪(勾配がゆるやかで軒で反っている)

平成元年10月〜平成2年3月の解体修理で、二基とも造塔以降の積み替えがないと確認された

五輪塔 水輪(最大径が上部で、下がすぼんでいる形)
五輪塔 地輪 地元では、重茂山城主 岡部十郎夫妻の供養塔と伝わっている

野間の日吉神社横から少し入った田地の一隅に二基の五輪塔は立っている

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覚庵(かくあん)五輪塔 背面

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*JR今治駅から瀬戸内バスに乗車、「延喜バス停」下車 南へ徒歩 約30分。馬場五輪塔より北西へ 約150m

(撮影:平成20年5月27日)