乗禅寺(じょうぜんじ)正中三年銘五輪塔

 乗禅寺(じょうぜんじ)(愛媛県今治市延喜甲600)

 乗禅寺正中三年銘五輪塔(上段奥、中央)

五輪塔 風・空輪
重要文化財、鎌倉時代後期 正中三年 1326年、花崗岩、高さ 185Cm 五輪塔 火輪(鎌倉時代後期風の軒反が美しい)

上段正面、三基の古石塔

五輪塔 水輪(球形に近い壷形)
五輪塔 地輪(右面、左下に納入孔が掘られている) 乗禅寺五輪塔 四基の内、唯一完存する一番大きい五輪塔

基礎の右面に「奉造・・・、右志者・・・、為・・・乃至法界平等利益也、正中三(1326)丙刁二月廿五日、大願主・・・」の刻銘がある

五輪塔は、鎌倉時代後期の正中三年(1326年)に造立された

 乗禅寺宝篋印塔(前方右端)                     乗禅寺(じょうぜんじ)石塔群

乗禅寺(じょうぜんじ)慈照門

慶長年間(1596~1614)に旧今治藩 美須賀城の辰巳の方位に建てられていた武家専用の通用門

五輪塔紀年順  馬場(ばば)五輪塔(鎌倉時代後期)  五輪塔-紀年順-目次

*JR今治駅から瀬戸内バス乗車 「延喜バス停」下車 徒歩10分

(撮影:平成20年5月27日)