乗禅寺(じょうぜんじ)宝篋印塔

 乗禅寺(じょうぜんじ)(愛媛県今治市延喜甲600)

 乗禅寺宝篋印塔(上段奥、右端)

塔身、胎蔵界四仏の種子を刻む(正面:南面)
宝篋印塔 (重要文化財、鎌倉時代後期、花崗岩、高さ 200Cm) 塔身、胎蔵界四仏の種子を刻む(東面)

笠の段形は、下二段、上六段、隅飾(すみかざり)は二弧輪郭付で内は素地

塔身、胎蔵界四仏の種子を刻む(背面:北面)
塔身、胎蔵界四仏の種子を刻む(西面) 宝篋印塔に刻銘はなく、形式的に鎌倉時代後期を表している

基礎上端は二段、側面は輪郭を巻き内に格狭間をつくる

相輪の上部は後補。上から宝珠・請花・九輪・請花・伏鉢。宝篋印塔の形は、この地方独特のものではなく通常の関西形式

基礎の背面のみ無地で、中央下部に納入孔が掘られている。他の三面は、輪郭・格狭間

 乗禅寺石造宝塔(右列、左端)                       乗禅寺(じょうぜんじ)石塔群

乗禅寺(じょうぜんじ)石塔群

一番手前が当該 宝篋印塔

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*JR今治駅から瀬戸内バス乗車 「延喜バス停」下車 徒歩10分

(撮影:平成20年5月27日)