石塔寺(いしどうじ)(滋賀県東近江市石塔町860)
石塔寺の名の通り、阿育王塔(あしょかおうとう)と呼ばれる日本最古の石造三重塔を中心に無数の石塔や石仏が取り囲む。
石塔寺(いしどうじ)三重石塔 (重要文化財、奈良時代前期、花崗岩、高さ 750 Cm)
三層部、軸部・屋根 |
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二層部、軸部・屋根 |
現存する最古の石造塔、作風は朝鮮風、相輪は後補、石造三重塔としては日本最大
初層部 (前後二枚石としている)
寺伝では、聖徳太子が建立した四十八ヶ寺の四十八番目決願の寺で当時は、満願成就寺と号したともいう
阿育王塔の周りは鎌倉時代に奉納された五輪塔が並ぶ |
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三重石塔周りの五輪塔 |
桃山時代には、織田信長の焼き討ちによりすべての建物が焼失した
三重石塔(阿育王塔)正面
現在、石塔寺は天台宗の寺院で、近江西国三十三箇所の第二十二番札所
寺に並ぶ石仏 |
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石仏や石塔が無数に並ぶ |
江戸時代初期、天海が弟子の行賢に命じ復興した
石塔寺の入口、村に立つ「阿育王塔道」の石碑
石塔寺石造宝塔(重要文化財、鎌倉時代 正安四年 1302年銘、高さ 1.64m)
五輪塔 (左側:北側) (重要文化財、鎌倉時代 嘉元二年 1304年、高さ 1.29m)
五輪塔(右側:南側)(重要文化財、南北朝時代 貞和五年 1349年、高さ 1.38m)
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*近江鉄道本線 「桜川駅」下車、徒歩30分。
(撮影:平成16年12月30日・平成19年10月13日)