報恩寺(ほうおんじ)(滋賀県野洲市南桜2365)
報恩寺(ほうおんじ)五重石塔(市指定文化財、鎌倉時代後期、花崗岩、高さ 183Cm)
初層軸部、二重円光式に彫りくぼめ、四方仏を半肉彫りする(正面) | ||
五重石塔は、本堂の裏手の墓地東側に、西面して立っている | 初層軸部、二重円光式に彫りくぼめ、四方仏を半肉彫りする(北面) |
五重石塔 初層屋根
各層の屋根上部に、上層の軸部をつくりだす形のもので、軒下の垂木型はつくらない
初層軸部、二重円光式に彫りくぼめ、四方仏を半肉彫りする(背面) | ||
初層軸部、二重円光式に彫りくぼめ、四方仏を半肉彫りする(南面) | 基礎は、輪郭を巻き、内に格狭間を刻む |
宝篋印塔基礎残欠
宝篋印塔 基礎残欠(鎌倉時代後期、花崗岩)
五重石塔の向かって右手側にあり、小五輪塔の水輪から上を載せている。
基礎は壇上積式で、上端は複弁反花、側面は四面とも美しい格狭間をつくっている
五重石塔は、相輪が欠失し、一石五輪塔の水輪から上を載せている | 六字名号塔、中央に南無阿弥陀仏の名号を刻む |
石塔の向かって左手側に置かれている、板碑形式の二体・五体の俗形像
報 恩 寺
石造層塔紀年順 | 十輪寺(じゅうりんじ)十三重石塔(鎌倉時代後期) | 石造層塔-紀年順-目次 |
*JR東海道本線「野洲駅」より、滋賀交通バス 北山センター前行きに乗車、「南桜塚バス停」下車 東方向へ徒歩7分。
(撮影:平成22年2月24日)