田中神社(たなかじんじゃ)(滋賀県高島市安曇川町田中1811)
田中神社宝篋印塔(市指定文化財、鎌倉時代後期 永仁二年 1294年、花崗岩)
宝篋印塔は、神社石段下の東側、五基並んだ古塔の一番奥に立っている。塔身は、新しく後補。相輪も五輪を残し、上部を欠失する |
笠の段形は、下二段、上段は五段、隅飾は直立し、二弧輪郭付で、内は無地
隅飾(すみかざり)は大きく二弧輪郭付、馬耳形で古風。内は無地 |
基礎上端は二段、側面は輪郭を巻き、内に格狭間をつくり、三茎蓮を浮彫にする。永仁二年(1294)の紀年銘がある
田中神社(たなかじんじゃ) 宝篋印塔残欠
田中神社宝篋印塔残欠(鎌倉時代後期 永仁二年 1294年、花崗岩)、基礎に永仁二年の紀年銘がある |
塔身と相輪は欠失し、相輪の代わりに小宝篋印塔の笠と五輪塔の風・空輪を載せている。基礎はほとんど埋まっていて、文様や紀年銘が確認できない
笠の段形は、下二段、上段は五段、隅飾は直立し、二弧輪郭付で、内は無地
田 中 神 社 (たなかじんじゃ)、石段横の古塔五基
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*JR湖西線「安曇川駅」 下車、西北方向へ 徒歩 約25分
(撮影:平成21年4月27日)