惣社神社(そうしゃじんじゃ) 石造宝塔

 惣社神社(そうしゃじんじゃ)(滋賀県草津市志那中町240)

惣社神社(そうしゃじんじゃ)石造宝塔(鎌倉時代中期、花崗岩、高さ 217Cm)

相輪、九輪の四輪までのこり、上部が欠損している
宝塔は本殿の向かって右側に立っている 笠、頂部に露盤をつくり、降棟を作らずにゆるやかに反っている

昔、金勝寺の別院として建てられた大般若寺の鎮守社があり、社蔵の往古図にこの宝塔も描かれているという

塔身首部は、無地。笠下に斗栱部を表す二段の段形をいれる
塔身軸部、正面のみ扉型を薄く刻出する 笠と塔身及び基礎の形から鎌倉時代中期の古塔と考えられている

基  礎

基礎は背が低く、側面は正面のみ二区に分け、それぞれに格狭間をつくる。他の三面は無地

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惣社(そうしゃ)神社

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*JR東海道本線 草津駅西口から近江鉄道バス琵琶湖博物館行きに乗車、「穴村バス停」下車 西へ徒歩5分

(撮影:平成20年7月17日)