建部大社(たけべたいしゃ)石燈籠

 建部大社(たけべたいしゃ)(滋賀県大津市神領1-16-1)

  近江国一の宮で、主祭神は日本武尊(やまとたけるのみこと)、権殿に大神神社から大己貴命(おおなむちのみこと)を勧進する。

建部大社石燈籠(重要文化財、鎌倉時代中期 文永七年 1270年、花崗岩、高さ 219Cm)

形のいい宝珠で当初のもの
六角形の石燈籠は、本殿に向かって右手横に立っている 火袋は、火口・丸窓・壁が各二面、上・下区は二区で竪連子(上)、格狭間(下)

笠は、軒口が厚く 蕨手(わらびて)が美しく立ち上がっている

中台の側面は二区で横連子、下端に単弁の蓮華を彫りだす

竿(さお)は円柱で、中節は連珠文、中節を挟んで「文永七年(1270)庚午五月七日造立之」の刻銘を刻む。

写真上右は、竿上部の刻銘:「文永七年庚午

基礎上部は低平な複弁の反花、側面は六面とも一区で大きく格狭間をつくる(土と苔で、よく見えない)

中台の下部蓮弁が下にふくれ、全体にどっしりとして重い感じ。近江最古の在銘石燈籠で、鎌倉時代中期の文永七年(1270)の作品

建部(たけべ)神社 本殿

正殿に日本武尊(やまとたけるのみこと)、権殿に大神神社から勧進した大己貴命(おおなむちのみこと)を祀る

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建 部 大 社 (たけべたいしゃ)

 石燈籠(いしどうろう)

*帝産バス 「建部大社前バス停」下車 すぐ、又は京阪石山坂本線 「唐橋前駅」下車 徒歩 10分、又はJR東海道本線 「石山駅」下車 徒歩22分。

(撮影:平成21年4月27日)