黒山(くろやま)二体地蔵磨崖仏(滋賀県伊香郡西浅井町黒山)
黒山 二体地蔵磨崖仏(鎌倉時代後期 嘉元二年 1304年、花崗岩、高さ 133Cm)
向かって左側:合掌する地蔵立像 | 右側:右手に錫杖、左手に宝珠を持つ地蔵立像 |
磨崖仏は、永原駅から黒山の集落へ入る手前、道路左手側にある
花崗岩の自然石(幅 223Cm)に二体の地蔵を半肉彫りする。浅く浮彫にした蓮華座の蓮弁は古調を示す
右側の地蔵右脇、光背部に「立□嘉元二年(1304)二月十八日」と刻まれている |
鎌倉時代後期の時代様式を知る上で、貴重な在銘石仏で、近江では六番目に古い
*JR湖西線「永原駅」下車、西方向へ 約600m
(撮影:平成21年4月27日)