鏡神社（かがみじんじゃ）石灯籠（滋賀県蒲生郡竜王町鏡）

鏡神社石燈籠（重要文化財、室町時代前期 応永二十八年 1421年、花崗岩、高さ 282.4Cm)

		宝珠・請花とも整った形をしている
八角の石燈籠は、鏡神社宝篋印塔と同じく、西光寺跡に立っている		火袋、火口面と仏像を刻んだ面が各四面で、交互に配される

笠は八角で、蕨手（わらびて）がない

火袋は上・中・下の三区に分かれ、上区は花菱文や散蓮華を刻み、下区は格狭間をつくる

中台は、蓮台式で、二枚重ねの連弁をつくる

竿は八角柱で、一面に「応永廿八（1421）辛丑八月八日願主敬白」の銘文が刻まれている

石灯籠は、当初 星ガ峰中腹の若宮王子神社本殿前にあったと伝えられている

石　燈　籠　基　礎

基礎上端は、複弁の反花で側面は八面とも一区で格狭間をつくる

　地蔵堂（じぞうどう）七重石塔（廃福田寺）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　石仏と石塔-目次！

　石燈籠（いしどうろう）

＊JR東海道本線 近江八幡駅前から、近江鉄道バス 村田製作所行きに乗車「鏡バス停」下車、西南方向へ徒歩4分。またはJR「篠原駅」下車、徒歩 約40分。

（撮影：平成21年11月16日、平成19年6月30日）