誓善寺(せいぜんじ)宝篋印塔

 誓善寺(せいぜんじ)(滋賀県蒲生郡日野町大字増田196)

誓善寺宝篋印塔(町指定文化財、南北朝時代 貞治六年 1367年、花崗岩、高さ 144.5Cm)

塔身は、金剛界四仏の種子を刻む(正面、タラーク:宝生如来)
宝篋印塔は、門を入ってすぐ右側 奥の墓地に立っている 塔身は、金剛界四仏の種子を刻む(背面、アク:不空成就)

塔身背面、アクの両側に「貞治六年(1367)丁未、十一月十六日」の紀年名がある

笠は下二段、上五段、隅飾は二弧輪郭付で内は素面

塔身は、金剛界四仏の種子を刻む(キリーク:阿弥陀如来) 塔身、金剛界四仏の種子を刻む(ウーン:阿閦如来)

基 礎 正 面

基礎は壇上積式で上端は二段、側面は正面と向かって右側面が格狭間内宝瓶三茎蓮を刻み他は格狭間のみ

相輪は、下から伏鉢・請花・九輪・請花・宝珠。南北朝時代 貞治六年(1367)の完存する在銘宝篋印塔で貴重

基礎、向かって左側面(格狭間のみ)と正面(宝瓶三茎蓮)

ほとんど直立する二弧輪郭付の隅飾 基礎、向かって右側面正面とは違った宝瓶三茎蓮文様)

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誓   善  寺 (せいぜんじ)

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*近江鉄道「朝日野駅」下車 西南方向へ 約500m。

(撮影:平成21年3月11日)