北畑(きたはた)八幡神社 宝篋印塔

 北畑(きたはた)八幡神社(滋賀県蒲生郡日野町北畑)

  北畑八幡神社の祭神は、誉田別命(ほんだわけのみこと)、御神体は阿弥陀如来で神仏習合を今に伝える

北畑八幡宮宝篋印塔(町指定文化財、鎌倉時代後期 正安元年 1299年、花崗岩、高さ 150Cm)

塔身は、金剛界四仏の種子を大きく刻んでいる(キリーク:阿弥陀如来)
拝殿横の石段を登りきり、本殿の向かって左側、切石の基壇上に立つ 塔身は、金剛界四仏の種子のみを刻んでいる(アク:不空成就)

笠は下二段、上五段、隅飾は輪郭付き二弧で内は素面

塔身は、金剛界四仏の種子を刻んでいる(背面、ウーン:阿閦如来)
塔身は、金剛界四仏の種子を刻む(タラーク:宝生如来) 鎌倉時代後期の在銘宝篋印塔で貴重な文化財

基礎は壇上積式で上端二段、側面は輪郭を巻き格狭間をつくる。四面とも格狭間内に文様はない

相輪は完存する。下から伏鉢・単弁の請花・九輪・単弁の請花・宝珠 おしくも、笠の背面、両隅飾と塔身の一部を破損している

塔身の正面、キリークの向かって右側に「正安元年(1299)六月十八日、村人敬白」の刻銘がある

 雲迎寺(うんこうじ)宝篋印塔                            石仏と石塔-目次!

北  畑  神  社

御神体は阿弥陀如来の仏像、明治以前の神仏習合を今に伝える   

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*日野コミュニティバス「北畑中バス停」下車 北方向へ徒歩 約2分

(撮影:平成20年11月13日)