雲迎寺(うんこうじ)(滋賀県蒲生郡日野町音羽261)
「さつき寺」の別称で知られる浄土宗の寺院。6月のシーズンにはさつきの美しい風景がみられる
雲迎寺宝篋印塔(町指定文化財、南北朝時代 貞和五年 1349年、花崗岩、高さ 122Cm)
塔身は、金剛界四仏の種子を刻む(タラーク:宝生如来) | ||
宝篋印塔は、境内 さつきの築山の頂上に立っている | 塔身は、金剛界四仏の種子を刻む(ウーン:阿閦如来) |
笠は下二段、上六段の通常型、隅飾は輪郭付き二弧で内は素面
塔身は、金剛界四仏の種子を刻む(アク:不空成就) | 塔身、金剛界四仏の種子を刻む(キリーク:阿弥陀如来) |
基礎は壇上積式で、上端は単弁三葉の間に間弁を配した反花を刻出する。
側面は格狭間をつくり、格狭間内は三面が宝瓶三茎蓮、一面は素面とする
相輪は七輪を残し、上部を欠失する | 塔身「アク」の左右と「ウーン」の右側に刻銘がある |
刻銘:「貞和五年(1349)、己丑」「九月廿日□」「□敬白」
雲 迎 寺 本 堂
雲 迎 寺 (うんこうじ)
宝篋印塔紀年順 | 無量光寺(むりょうこうじ)貞和年銘 宝篋印塔(南北朝時代前期) | 宝篋印塔-紀年順-目次 |
*近江鉄道「日野駅」より近江鉄道バスにて「上音羽バス停」下車 徒歩 約5分
(撮影:平成20年11月13日)