常福寺(じょうふくじ)宝篋印塔

 常福寺(じょうふくじ)(滋賀県東近江市大清水町227)

常福寺(じょうふくじ)宝篋印塔(南北朝時代、花崗岩、完存する宝篋印塔)

塔身正面、金剛界四仏の種子を薬研彫りする(キリーク:阿弥陀如来)
石塔は、本堂裏手の墓地中央に立っている 塔身左面、金剛界四仏の種子を薬研彫りする(アク:不空成就)

笠上は六段、下二段、隅飾は輪郭付の三弧で、内面は無地

塔身背面、金剛界四仏の種子を薬研彫りする(ウーン:阿閦如来)
塔身右面、金剛界四仏の種子を薬研彫りする(タラーク:宝生如来) 近江文様を持つ、南北朝時代の完存する宝篋印塔

基礎は壇上積式で、上端は二段。側面は四面とも格狭間をつくり、内に正面のみ三茎蓮、他の三面は開蓮華を陽刻する

相輪は完存する。下から伏鉢・請花・九輪・請花・宝珠。両サイドの無縫塔は、歴代上人の墓塔

基礎正面の三茎蓮文様と側面の開蓮華文様

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常福寺 本堂

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*東近江市ちょこと号湖東西循環線 「大清水 バス停」下車。(ちょこっと号は、予約制乗り合いタクシーで料金は200円)

(撮影:平成20年12月30日)