旭野神社(あさひのじんじゃ)七重石塔

 旭野神社(あさひのじんじゃ)(滋賀県東近江市上麻生町61

旭野神社七重石塔(市指定文化財、鎌倉時代後期 元徳元年 1329年、花崗岩、高さ 279Cm)

初層軸部、金剛界四仏の種子を薬研彫りする(キリーク:阿弥陀、正面)
七重石塔は、旭野神社石鳥居の向かって右側に立っている 初層軸部、金剛界四仏の種子を薬研彫りする(アク:不空成就、東面)

初層軸部背面、ウーン(阿閦如来)の向かって右側に元徳元年(1329)の紀年銘がある

初層軸部、金剛界四仏の種子を薬研彫りする(タラーク:宝生如来:西面)
基礎上端は反花、南面は格狭間内に近江文様の開蓮華を陽刻する 六層と七層の屋根の一部を欠損するが軒反(のきぞり)が美しい

基礎は檀上積式のもので、正面は格狭間内に近江文様の孔雀一羽を刻む

上端に反花のある基礎を層塔に用いるのは珍しく、宝篋印塔の基礎を後補したものとみられている

相輪は、下から伏鉢・請花・九輪で、九輪の上の請花・宝珠を欠損する。鎌倉時代後期の在銘石塔で、貴重な作品

基礎の背面と東面には、格狭間内に近江文様のみごとな宝瓶三茎蓮が刻まれている

格狭間の形が、鎌倉時代後期の時代を表している。層塔に反花のついた基礎を用いるのは、他にも例があるという

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旭 野 神 社

向かって右側にあるのが七重石塔

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*JR東海道本線「近江八幡駅南口」より、近江鉄道バス「北畑」行きに乗車、蒲生岡本バス停下車 徒歩8分。もしくは、近江鉄道「朝日野駅」下車 北西方向へ 徒歩24分

(撮影:平成20年10月27日)