宝積寺(ほうしゃくじ)(埼玉県さいたま市見沼区深作3-38-1)
阿弥陀如来の種子「キリーク」を主尊とする板碑で、南北朝時代中期 貞治六年(1367)の紀年銘がある。
宝積寺(ほうしゃくじ)阿弥陀一尊種子断碑(南北朝時代中期 貞治六年 1367年、緑泥片岩、高さ 46Cm 下幅 20Cm)
境内参道右手、板碑群の向って右から二基目。身部は、阿弥陀如来の種子「キリーク」を蓮座上に、下方に紀年銘を刻む。
板碑 頭部
頭部 山形、下に二条線、身部の輪郭はない。
蓮座上に阿弥陀如来の種子「キリーク」を」刻む。 | 刻銘:「貞治六年(1367)」 |
身部下方の刻銘は、中央に「貞治六年(1367)、口月、九日」と刻む。刻銘は、摩耗が進んでいる。
宝積寺(ほうしゃくじ)(埼玉県さいたま市見沼区深作3-38-1)
阿弥陀種子「キリーク」を主尊とする板碑で、下方に一対の花瓶(けびょう)を刻む。南北朝時代前期 貞和五年(1349)の紀年銘がある。
宝積寺(ほうしゃくじ)阿弥陀一尊種子板碑(南北朝時代前期 貞和五年 1349年、緑泥片岩、高さ 45Cm 下幅 20Cm) |
境内参道右手、板碑群の向って左から三基目。身部は、阿弥陀如来の種子「キリーク」を蓮座上に、下方中央に紀年銘、左右に一対の花瓶を刻む。
板碑 頭部
頭部山形、下に二条線、身部は一重線の輪郭を巻く。
蓮座上に阿弥陀如来の種子「キリーク」を」刻む。 | 身部下方、向って右側の「花瓶(けびょう)」 |
身部下方の刻銘は、中央に「貞和五年(1349)、十一月口日」、左右に「一対の花瓶(けびょう)」を刻む。刻銘は、摩耗が進んでいる。
宝積寺(ほうしゃくじ)阿弥陀種子板碑 (埼玉県さいたま市見沼区深作3-38-1)
阿弥陀種子板碑 | 阿弥陀種子板碑 |
宝積寺(ほうしゃくじ)板碑群
境内参道右手に八基の板碑が立っている。
長福寺(ちょうふくじ)弘長二年銘 阿弥陀種子板碑 石仏と石塔-目次!
宝積寺(ほうしゃくじ)本堂 (曹洞宗)
境内参道右手に八基の板碑が立っている。
*JR東北本線 東大宮駅前から国際興業バス 「さいたま東営業所」行きバスに乗車、「深作中バス停」下車、北方向へ 約70m。
(撮影:平成25年3月10日)